オンラインカジノは1990年代後半からインターネット上で姿を見かけるようになりました。
登場当初は、お世辞にも「素晴らしいグラフィック」とは言えない簡素なものでした。
その理由はオンラインカジノ側の事情ではなく、通信技術の事情でした。
まだまだ常時接続さえ珍しい時代で、現代社会のような大容量高速通信など夢のまた夢の時代。
サイトを運営する側は、通信速度が遅いので、如何にして早くサイトを表示できるよう、軽量化してサイトを作ることが求められていた時代でした。
そのため、オンラインカジノに限らず、どのようなコンテンツも軽量化が求められていました。
しかし時代の流れと共に、大容量高速通信が可能になると、インターネット上には文字よりも流麗なグラフィックが目立つようになりました。
オンラインカジノも同様で、簡素なものから徐々に流麗なグラフィックを誇るものが登場し、さらには近年はライブゲームまで登場しています。
生中継でオンラインカジノを楽しめる
ライブゲームとは、いわば生中継です。
それまでのオンラインカジノは「プログラムされたゲーム」を楽しむもので、グラフィックが進化しているとはいえ、根本的な部分は変わりませんでした。
しかし、コンピューター相手だからこそ、変な気兼ねをすることなく、気軽に楽しめます。
寝る前の数分、休憩時間にワンプレイ。
現実のカジノではできないプレイ方法も、オンラインカジノであれあ何ら問題なく楽しめました。
一方、ライブゲームは映像越しではありますが、バンカーと向き合います。
録画された映像ではなく、生中継になりますのでバンカーとのコミュニケーションも可能です。
それまでのオンラインカジノにはないリアルな映像を楽しめますので、従来のオンラインカジノのファンはもちろんですが、ランドカジノのファンからも大きな注目を集めるに至っています。
ライブゲームのメリットは?
ライブゲームのメリットは臨場感です。
プログラムされたオンラインカジノでは、「ゲーム」な雰囲気が色濃いものでした。
一方ライブゲームはゲームというよりも、まさに「カジノ」です。
まるでカジノのテーブルに着席し、バンカーと向き合っているような気持を味わいながらのプレイになりますので、簡素なものよりも、リアルなものを求めているプレイヤーから絶大な支持を集めるに至っています。
また、ライブゲームはいわば「目で見て楽しむオンラインカジノ」です。
この言葉が何を意味しているかと言うと、オンラインカジノは高いペイアウトが売りではありますが、思うように勝利を掴むことができなくなると、どうしても「本当に平等なのか」「プログラムだから操作されているのではないか」との懸念を抱くプレイヤーも出てきます。
人間心理としてはよく分かる話ですし、実際に自分の目で確かめないことには、「絶対に安心」とは言い切れないことでしょう。
その点で優位性を持つのがライブゲームです。
ライブゲームは生中継で実際にリアルタイムでバンカーと向き合いますし、トランプの配布等もプログラムではなく、あくまでも本物のトランプになりますので、プログラムでの不正はできません。
つまり、それまでオンラインカジノに対してどこか懐疑的な視線を投げかけていたプレイヤーも、ライブゲームで目の前で実際にトランプを配布している所を見れば、納得できるのではないでしょうか。
ライブゲームも手軽に行えます
このような点からライブゲームは人気を集めている一方で、「懸念」を抱いているプレイヤーもいるようです。
それは、先にもお伝えしたように従来のオンラインカジノは手軽に楽しめるものでした。
ゲームを楽しむかのような感覚で、短時間のプレイもできました。
その点ライブゲームは、モニター越しとはいえ、生身の人間と向き合うことになりますので時間を気にするのもよく分かります。
しかしながら、ライブゲームを24時間体制で用意しているオンラインカジノもありますので、それまでのオンラインカジノ同様、「楽しみたい時に楽しむ」というスタンスでも何ら問題ありません。
一度テーブルについた場合、最低遊ばないといけない時間が設定されているということもありませんので、ワンプレイだけで終えても特に問題ありません。
つまり、ライブゲームはリアルな映像を楽しめる一方で、それまでのオンラインカジノの魅力を損ねてしまっているものではなく、それまで同様の感覚で楽しめるものだということです。
まとめ
ライブゲームは「面倒なのでは」との懸念もあるようですが、映像がリアルタイムに変わっただけで、従来のオンラインカジノの魅力を消してしまうようなことはありません。
むしろリアルタイムでバンカーとの勝負ができますので、それまでのオンラインカジノでは味わえなかったスリリングな心理戦・駆け引きを楽しむこともできますので、これまで同様、「気軽にオンラインカジノ」を楽しめます。
今後さらに増えていくことが予想されていますので、まずは一度、「気軽に」ライブゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。